ときどき絵日記

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デジカメ講座 『絞りについて』



昨日の『絞り優先(AV)モードのすすめ』で、説明不足な所を補足します。
適正露出の話をしてましたよね。f5.6 1/1000秒の写真と、f16 1/60秒の写真は同じ結果になりますって。



上の表の絞りとシャッタースピードの設定で撮った写真は、すべて同じ露出になります。これを簡単に説明すると、、、



上のバケツに水がいっぱいになった状態が適正露出とします。
aのバケツは太いホースで水を入れます。bのバケツには細いホースで水を入れます。ホースの太さが絞り値です。太いホースで水を入れた時は、早い時間で満杯になりますが、細いホースの場合は時間が掛かります。この時間がシャッタースピードです。太いホースで短時間で満杯にしても、細いホースで時間を掛けて満杯にしても、どちらのバケツも水の量は一緒です。この例えで分かるかなぁ?

もう一つ、何故絞りを絞ったら(絞りの数字を大きくする)ピントが合ってきて、開放にしたら(絞りの数字を小さくする)バックがボケてくるのかの説明です。


左の被写体がレンズを通して屈折して、1点で交わった所がピント面になります。


絞りを開放にした場合は、aの角度が大きくなり、赤い線が交わっている所(ピント面)が1点になり、前後がボケてきます。


絞り(レンズの中の青い線)を絞ると、bの角度が小さくなり、赤い線が前後に重なってきます。この重なりがピントが合っているように見えるのです。専門用語で言うと被写界深度と言います。これがピントが合ったり、後ろがボケたりする理由です。分かりましたか?
まぁこんな事は知ってても知らなくても良い事で、絞りを開けたらバックがボケて、絞り込んだらピントが合ってくると言うのを覚えてたら大丈夫ですよ。

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日時:7月22日(日曜日)
場所: 京都御所 午後1時頃集合(雨天順延)
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デジカメ講座 『絞り優先(AV)モードのすすめ』



1眼レフのデジタルカメラには、絞りやシャッタースピードの調整ダイヤルがついています。でも絞りって何? シャッタースピードって何?って思ってる方も少ないないと思います。今の1眼レフのデジカメはプログラムモードとか、コンパクトデジカメのような山マークや人マークが付いていて、マニュアルモードじゃなかっても、綺麗な写真が撮れるようになってますよね。

でも、ちょっとだけ絞りとシャッタースピードの関係が分かったら、自分で絞りを調整しながら、今までとは少し違った写真が撮れるようになれるのです。
絞りというのは、レンズ内にある絞りの穴の大きさを変えて、光の入る量を調整します。シャッタースピードは、レンズの後ろにあるシャッター幕の開いている時間を変えて、光の入る時間を調整します。絞りとシャッタースピードは、其々を組み合わせる事により、光の量を調整しているのです。





上の写真は、同じ花を絞りとシャッタースピードを変えて撮っています。
f5.6 1/1000秒
f16  1/60秒

f5.6 ← これが絞りの数値です。
絞りの単位:1、1.4、2、2.8、4、5.6、8、11、16、22、32・・・
数字が大きくなればなるほど、絞りの穴が小さくなります。

1/1000 ← これがシャッタースピード
シャッタースピードの単位
1、2、4、8、15、30、60、125、250、500、1000、2000・・・
シャッタースピードは上の数値が分母になります。つまり60という事は1/60(60分の1)秒という事になります。数字が大きくなるほど、シャッタースピードが速くなると言う事です。
数字がいっぱい出てきたから、段々分からなくなってきましたかぁ?
まぁ上の数値は覚えなくても大丈夫です。

一般的に写真が綺麗に写っているのは、適正露出だからです。その適正露出と言うのは、絞りとシャッタースピードを調整して決まります。上の写真のように、f5.6 1/1000秒の写真と、f16 1/60秒の写真はどちらも適正露出です。



この表は、絞りの数字を大きくしていく(絞りの穴を小さくしていく)と、シャッタースピードが遅くなると言う事を表しています。上の花の写真を撮る場合、どの絞りとシャッタースピードの組み合わせでも適正露出で撮れると言う事です。簡単に言うと、絞りの穴を小さくすると、光の入ってくる量が少なくなるので、シャッタースピードを遅くして、光の入る時間を長くしないと適正露出にはならないって事です。





じゃ、絞りを変えたら写真はどう違ってくるの?って事ですが、花の写真や、上のラウールの写真を見てもらったら分かると思うのですが、絞りの数値を小さくした写真(f5.6)の方が、バックの風景がぼやけて、被写体が引き立って見えると言う事です。

1眼レフのデジカメには、マニュアルモードの他に、絞り優先モード(AV)、シャッタースピード優先モード(TV)が付いていると思います。マニュアルモードは、絞りもシャッタースピードも自分で決めるのですが、絞り優先モードの場合は、任意に決めた絞りに対して、適正なシャッタースピードをカメラが決めてくれるモードです。(シャッタースピード優先モードの場合はその逆です)

1眼レフのマニュアルは難しいって思ってる方も、一度絞り優先モードにして撮影してみましょう!
カメラを絞り優先モードにし、この写真は被写体にピントを合わせてバックをぼかしたいなぁって思ったら、絞りを開放(小さい数字の方)に設定し、この写真はバックの風景も綺麗に写したいなぁって思ったら、絞りを絞って(数字を大きくする)撮影すると、カメラ任せじゃない、ワンランク上の写真が撮れるのです。

絞り優先モードで気をつけなければいけない事は、絞りすぎてシャッタースピードが遅くならない事と、逆光など、撮影する時の状況によって、画像が暗くなったり明るくなったりするので、露出補正をする事です。

簡単に書いたつもりでも、なんか長々とした文章になってしまいましたね。
フィルムのカメラと違って、デジカメは撮ったその場で結果が見れるので、色々試して見るのも良いと思いますよ。

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デジカメ講座 『画角について』


望遠系


広角系

先日は光学ズームとデジタルズームについてちょこっと書きましたが、ズーミアップ(望遠側)すると、被写体が大きく写るのは分かりますよね。広角側で撮るのと、望遠側で撮るのとの違いは被写体を小さく写したりアップで写したりするだけじゃなく、上の2枚の写真を見てもらったら分かると思うのですが、被写体を同じ大きさで写した時に、後ろの風景の写る範囲が違ってくるのです。



望遠系で撮ると、後ろの風景がボケて、アイドルのポートレートのようにラウールが引き立って見えますよね。反対に、広角系で撮影すると、後ろの風景がある程度見えてきて、その場所の雰囲気が伝わってきます。



また同じように写しても、望遠系(上左)と広角系(上右)では、ピントの合う範囲が違って見えます。上の写真は同じ絞りで撮影しましたが、望遠系はラウールの顔にだけピントが合っていますが、広角系では手前の芝生にもピントが合ってきています。

コンパクトデジカメを使ってる場合は、近くに居るワンちゃんを撮る場合にはあまりズームアップで撮らないと思いますが、一度ズーミングして撮影してみて下さい。今までとはちょっと違った写真になるかもね。
※コンパクトデジカメの場合は絞りを調整できないので、ポートレートモード(人のマーク)で撮ると、後ろがボケ易くなると思います。タブン



僕は望遠系で後ろをぼかして撮る写真よりも、広角系でピントを浅くして頭でっかちで、後ろの風景も少し写ってる写真が好きなのです。いつもの散歩には20-35mmの広角系のズームしか持って出ていないので、ワンちゃんのアップで後ろがボケた写真が少ないのです。

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デジカメ講座 『光学ズームとデジタルズーム』



コンパクトデジタルカメラにはズームが付いているのが当たり前ですよね。一般的なデジカメで光学3倍ズーム、最近では光学5倍ズームだとか、凄いのでは光学10倍、光学12倍なんてのも出てきていますよね。
ズームの表記には"光学3倍ズーム"とか"光学5倍ズーム"と言うように『光学』と言う言葉が付いています。大抵のデジタルカメラには、それとは別に『デジタルズーム』と言う機能が付いています。今回は、この『光学ズーム』と『デジタルズーム』に違いについて説明したいと思います。


光学ズームと言うのは、レンズの組み合わせを動かす事によって焦点距離を変化させ、1本のレンズで違った焦点距離を撮影できるレンズの事で、どの焦点距離で撮影しても画像のクオリティーには変化はありません。最近のコンパクトデジタルカメラでは35mm換算で35mm-105mm位のズームレンズが付いていますが、これは広角レンズから中望遠までをカバーしている事になります。



光学ズームに比べて、デジタルズームと言うのは、画面の1部を切り取って拡大をするだけなので、大きく見えるようにはなりますが、画質的には拡大表示しているだけなので劣化しているのです。つまり、光学ズームは便利な機能なので使っても大丈夫ですが、デジタルズームは考えて使わないと、せっかく撮った画像が荒い画像になってしまう事があるので、出来るだけ使わない方が良いでしょう。
※上の画像は何れも説明用に加工した画像なので、実際のズーム画像とは違います。

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デジカメ講座 『画像を圧縮して保存しよう!』



前回のデジカメ講座『リサイズしよう!』でJPEGには圧縮率と言うのがあると書きましたが、0-100までの数値で圧縮できます。数値が小さいほど圧縮率が高く、ファイル容量は小さくなりますが、画質が荒れてきます。
上の画像は最高画質(80)で圧縮した画像でファイル容量は54KBですが、同じ画像を100で圧縮すると125KBで倍以上のファイル容量になってしまいます。
因みにこの画像の元のファイル容量は363KB(PSDやTIFFで保存の場合)なので、JPEG形式の最高画質の100で保存しただけでも半分以下にはなっているのです。

それでは、圧縮率を変えて画像を見比べて見ましょう。
高画質(60)
標準画質(30)
低画質(10)







これくらいの大きさの画像だと、一番上の最高画質(80)と高画質(60)では、殆ど違いが分からないですよね。写真の画質にあんまし拘らないって人なら、標準画質(30)でも気にならないかも知れませんね。さすがに低画質は目の周りとか、毛先とかが鮮明じゃないですよね。
目の部分を200%に拡大した画像で見比べてみましょう。
(見比べる必要があるのかと言われそうですが、、、)

最高画質(80)

高画質(60)
最高画質と殆ど変らないですが、毛先が少しボケているかなぁって感じですよね。

標準画質(30)
高画質よりも少しボケてきた感じかな。

低画質(10)
ここまでくると、画質が悪くなってきているのが一目瞭然ですよね。

以上のような結果から、画質とファイル容量を考えると、JPEGで圧縮する時は高画質(60)くらいが良いんじゃないかなって事なのです。同じように見えるのならファイル容量が小さい方が表示速度も速いしね。

前回の写真のリサイズの方法や今回の圧縮保存の方法は、ホームページやblog以外にも、写真をメールに添付する時にも使えますよ。

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デジカメ講座 『リサイズしよう!』



今回は無料のフォトレタッチソフト『JTrim』を使って、ブログにアップするためにリサイズする方法を紹介します。
■『JTrim』のダウンロードページ
■『JTrim』の使い方


リサイズしたい画像を開きます。
開いた時は100%の表示なので大きな画像の場合は、上の画像のように一部しか表示しません。


このままでは作業がし難いので、[ 表示/ズームアウト ]のツール等を使って、全体が見えるサイズにまで小さく表示しましょいう。


次に要らない部分をトリミング(切り抜き)して見ましょう。要らない部分が写っていない場合は、この作業は省略しても大丈夫です。
[ イメージ/切抜き ]で切り抜きツールを表示させます。グレーの四角い枠が表示されます。(上の写真では分かり易いように白い枠にしています)
四角の中心部にマウスを持っていくとポインタが手のひらに変るので、トリミングしたい部分に持って行きます。四隅の小さな四角にマウスを持っていくと、両方向の矢印が表示されるので、トリミングしたい大きさに合わせていきます。
トリミングの位置が決まったら、ダイアログの[OK]ボタンをクリックします。


次はいよいよリサイズです。
このブログは、記事の表示部分の横サイズが400pixelなので、横を400pixelにリサイズします。
[ イメージ/リサイズ ]でリサイズのダイアログを表示させます。
○サイズで指定する(S)をチェックして、横:400にします。
この時、下から2番目にある「縦横の比率を保持する」をチェックしておくと、縦のサイズは横のサイズに合わせてリサイズされます。


これでリサイズの完了です。
この画像を保存するのですが、ホームページやブログにアップする画像には「JPEG」「GIF」「PNG」があります。写真の場合は「JPEG」形式で保存するのが一般的ですが、「JPEG」形式で保存する場合には圧縮率を設定できます。この圧縮率については次回に詳しく書きますが、今回はこの画像を保存する前に保存オプションの設定の仕方を書いておきます。


[ ファイル/保存オプション ]のダイアログを表示させます。
保存の品質
○品質を数値で指定するにチェックを入れて、数値を「60」にします。
(この数値については次回に詳しく書きます。)
この時に一番下の
□この設定を保存する(次回起動するJTrimにも反映する)にチェックを入れておくと、次回からは普通に保存するだけで大丈夫です。

ここからが中々ランクアップしないんですよねぇ。
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デジカメ講座 『ブログにアップする時の画像のサイズ』



デジタルカメラで写真を撮る場合に、記録画素数の設定と言うのがありますよね。以前にもこのデジカメ講座で紹介しましたが、L判サイズでのプリントをするのなら1600×1200pixel(200万画素程度)で十分と書きました。ブログにアップする画像ならそのブログの表示画面サイズにもよりますが、横が400〜500pixelあったら十分なサイズだと思います。

このブログの写真は横が400pixelになるようにしてアップしています。ブログにはリサイズする機能が付いていて、大きな画像でも小さくリサイズしてアップする(サムネイル)ようになっていますが、これはファイルの容量を小さくしているのではなく、大きな画像を小さく見せているだけなので、画像のファイル容量が元の大きさのままなのです。上の写真(400×300pixelでサムネイルを表示)をクリックすると大きな画像(800×600pixel)が表示されますが、サーバーにアップされる画像の容量は大きな画像の98KBです。



ブログによってはアップできる1画像のファイル容量が決まっていて、あまり大きな画像はアップ出来ないようになっていますが、ブログに表示しているサイズ以上に見せる必要が無い場合は、あらかじめレタッチソフトを使って小さくリサイズした画像をアップした方が、表示も速く、ブログのサーバーの容量も少なくて済むのです。一番上の写真と次の写真は同じ大きさに表示されていますが、画像のファイル容量が98KBと34KBで倍以上違うのです。この写真を800×600pixelと言う大きなサイズで表示する必要が無い場合は、小さなサイズでアップした方が良いと言うことなのです。

撮影する時にはトリミング等のことも考えて、大きなサイズで撮影し、ブログにアップする時に、リサイズするのが良いかなぁって事なのです。レタッチソフトを使い慣れてないと、ちょっと面倒かも知んないけどネ。

小難しい話を長々と書くと、頭の中がこんがらがってくると思いますので、フォトレタッチソフトを使ってリサイズする方法や、保存する時の圧縮方法は、次回に詳しく書こうと思っています。

ラウールの舌にはホクロがありますね。大きな画像で見たらよく分かります。デジカメ講座が少しは役に立ったと思ったら、今日もポチッとお願いしますね。




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デジカメ講座 『余分な物は切る!と言う考え方』



今回はデジカメの撮り方と言うよりは、撮った後の、例えばブログやホームページに写真を載せる時に、写真をより良く見せる為のトリミングと言う方法です。
※トリミング・・・写真の不要な部分を取り除いて画面を整えること。

動かない物をファインダーや液晶モニタをじっくり見ながら撮影する場合は、余分な物が写らないように構図を決めてからシャッターが押せるので、トリミングの必要のない場合が多いですが、ワンちゃんの写真のように、動き回ってる場合や、ノーファインダーで撮った時などは、背景に余分な要らない物が写ってる事が多いですよね。

折角いい表情をしてるのにって思ったことはないですか?
そんな時は、フォトレタッチソフトを使ってトリミングをすると、ワンちゃんがアップになり、表情が引き立ってきます。


左の方に写っている人の足をトリミングで消し、迫力ある写真になりました。


左の方に写っている別のワンちゃんの足をトリミングで消して、表情豊かなワンちゃんのアップになりました。

僕が御所や散歩に行った時に撮る写真は、トリミングをする事を考えて、1眼レフの場合は3072×2048pixel、コンパクトデジカメの場合は2048×1536pixelのサイズで撮っています。大きく撮っておくと、トリミングした時の画質や、少しピントが甘い写真でも、ブログに使う場合は縮小するので気にならないからです。

フォトレタッチソフトで有名なのが僕も使っているPhotoshopですが、これはとても高価で、ホームページやblog用にはここまで高度なレタッチソフトは要らないと思います。大抵のコンピュータにはレタッチソフトが入っていると思いますが、ダウンロード出来る無料のレタッチソフトを探しましたが、『JTrim』が簡単で良いかなって思いました。
■『JTrim』のダウンロードページ
■『JTrim』の使い方
ご要望があれば、『JTrim』の簡単な使い方をデジカメ講座でアップします。

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デジカメ講座 『バウンスライト』



昨日のラウールが好評だったので、調子に乗って今日もちょこっと目に輝きと眉毛を付けて見ました。ナハハ



夏至だと言うのに、久しぶりの梅雨の雨で日の長さなんか分からなかったですね。雨が降らなきゃ、梅雨じゃないみたいで暑いって文句を言い、雨が降ると、散歩に行けないって文句を言い、人間って身勝手だよね。(^^ゞ
そんな事は関係なく、ラウールはソファーで寝そべっておりました。



こういう日は、外に出ないからblogに書くネタが無いのです。
雨で外が暗い時は、部屋の中では写真も撮り難いしね。
こんな時は、ヘッドが動くようになってる小型ストロボを付けて、撮影しています。普通に撮影するんじゃなくって、ヘッド部分を天井に向けて、ストロボをバウンスさせて撮ります。そうすると、光が拡散されて、自然な感じの写真が撮れるのです。



でも普通の人は、そんな小型ストロボなんて持ってませんよね。部屋の中でストロボで撮影すると、どうしても右上の写真のように、被写体がやけに生々しい写真になってしまいますよね。そこでちょこっと実験をしてみました。
久しぶりのデジカメ講座です。
用意する物は、カメラとハガキくらいの大きさの表面が白い厚紙です。
たったこれだけ!



カメラのストロボで撮影すると、ストロボの光が直接被写体に当たって、影がきつくなり、固い感じの写真になってしまいますが、ストロボの光を天井などに反射させる事によって、光が拡散して、柔らかい光になるのです。テレビとかでモデルさんを撮影している現場で、ストロボに傘(パラソル)を付けて撮影しているのを見た事ないですか? あれはパラソルにストロボの光を反射させて、モデルさんに当たる光を柔らかくしているのです。



上の写真のように、カメラのストロボの前に厚紙をかざすだけ。たったこれだけで、自然な感じの写真になるのです。ただ、カメラ内臓のストロボは光量が少ないので、それを2回もバウンス(厚紙と天井)させているので、感度を上げたり、絞りを開けるなどの補正は必要ですが、デジカメなので、撮った画像を見ながら補正したら良いと思います。僕が使ってるEOS10Dの場合、Pモードで撮ったら何の補正もなしに綺麗に撮れました。また、コンパクトデジカメでもテストしましたが、少し補正は必要ですが、ストロボで撮影したとは違う、自然な感じの写真になりました。ちょこっと注意が必要なのは、天井が黒い場合は反射しないのと、色が付いている場合は、その色が被写体に被ってしまいます。
簡単なので1度試して見て下さいね。

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デジカメ講座 『ノーファインダーで撮ろう!』



皆さんは、ワンちゃんの写真を撮る時はどういう風に撮影しますか?
お座りをさせて『待て』って言って、上を向かせてカシャ!って感じですよね。そう言う写真も良いのですが、もっと表情豊かな写真を撮る為に、ノーファインダーで撮るコツを教えちゃいます。

カメラで写真を撮る時は、1眼レフならファインダー、コンパクトデジカメだったら液晶を見ながら撮影しますよね。でもワンちゃんの背は低いので、ワンコ目線で撮影しようとすると、地べたに寝転がって撮影しないと撮れないですよね。ワンちゃんがじっとしていてくれたら良いけれど、中々そうはいきません。そこでノーファインダー(ファインダーや液晶を見ない)で撮るのです。



コンパクトカメラの場合で説明します。まずカメラを落とさないようにストラップを手首に絡ませて、親指でシャッターを押すように持ちます。カメラの構造上、右手に持つ方がシャッターが押し易いと思います。そして左手におやつなどを持って、ワンちゃんの気を引きながら、ワンちゃんの目線までカメラを下げてシャッターを押すのです。



ワンちゃんは、おやつが欲しいのでおやつに向かって歩き出しますよね。そしたら後ろに歩きながらシャッターを押すのです。時たま撮影した画像を確認して、カメラの角度や方向を調節して撮影します。



ファインダーを覗きながら撮影していないので、上のように、顔が切れてたり、ピントが合ってなかったりする写真が殆どだと思うのですが、何枚も撮影していると、奇跡の写真が撮れるのです。




この撮影に慣れてくると、奇跡の写真の確立が増えてくるのです。撮影する時のコツは、ワンちゃんからあまり離れないようにして、カメラのレンズをワンちゃんの顔から30cm位の位置でキープしてシャッターを押すのです。コンパクトデジカメの場合は、基本は広角系なので、思ってるよりも近づいて丁度いい位だと思います。離れすぎると、ワンちゃんが小さくなってしまいますからね。



1眼レフのデジカメの場合は、ストラップでしっかり手首に固定をして、人差し指でシャッターを押す普通の握り方で、しっかりグリップを持ち、縦位置で撮影します。縦位置の写真ってのも、中々良いもんですよ。レンズは広角レンズの方が撮り易いと思います。是非チャレンジして下さい。

撮影協力:コロママ、ハルママ。
モデル:コロちゃん、イクラちゃん、アンディ君、ボノ姉さん。

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